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秋冬はなぜかオフィスが臭いやすい?その原因と快適な空間づくりを解説

公開日:2025/10/01  

秋冬オフィス

秋や冬になると、オフィスで「なんだか臭う」と感じることが増える傾向があります。外気の入れ替えが少なくなることや、湿度の変化、衣類や暖房機器の影響など、さまざまな要因が重なるためです。そこで本記事では、季節特有の臭いの原因をご紹介します。さらに快適な空間づくりの工夫として、アロマを取り入れる方法も解説していきます。

寒い季節に臭いが発生する原因とは?

寒い季節になると「汗はかかない」と思われがちですが、実は夏以上に臭いが気になることがあります。ここでは、冬に特有の臭いが発生する原因を見ていきましょう。

寒い季節でも汗をかきやすい理由

気温が低くなると、体は体温を維持しようとエネルギーを消費し、代謝が高まります。その結果、夏よりも汗をかきやすい状態になるのです。

さらに冬はジャケットやカーディガンを重ね着することが多く、暖房の効いたオフィスや満員電車では体温調節が難しくなります。基礎代謝が高い状態で熱がこもると、わずかな動きでも汗が出やすくなり、衣類の中に湿気がたまってしまいます。

汗そのものは気づきにくくても、こもった熱と湿気が混ざることで、思いのほか臭いが発生しているのです。冬だからといって油断せず、通気性や着脱のしやすさに気を配ることが大切といえます。

冬の汗は臭いが強い

冬にかく汗は、夏と比べて性質が異なります。夏は暑さによる「温熱性発汗」が中心ですが、冬は緊張やストレスから出る「精神性発汗」が増えるといわれています。

特に脇の下など、アポクリン腺が多い部分から出る汗は成分が濃く、血液由来の物質を多く含むため臭いが強くなりがちです。

さらに、この汗は急激に分泌されることが多く、蒸発する前に衣類へ吸収されやすいのも特徴です。その結果、わずかな量でも不快な臭いを生み出します。

冬は汗の量が少ないと思って油断してしまいますが、実際には1回1回の汗が強い臭いにつながる可能性が高いのです。

厚着や衣類の性質による影響

秋冬の衣類は生地が厚く、保温性や保湿性に優れている反面、通気性が低くなりやすい特徴があります。

そのため、汗をかいても蒸発しにくく、湿ったままの状態が続いてしまいます。この環境は雑菌が繁殖しやすく、嫌な臭いの原因となります。

また、冬は気温が低いため洗濯物が乾きにくく、衣類が生乾きのままになりがちです。この生乾き臭が重なると、さらに強い不快感を与えることになります。

夏の服装は薄手で乾きやすいため臭いが残りにくいのに対し、秋冬は「厚手で乾かない」という衣類の特性が臭いの大きな要因になっているのです。

外から付く臭いにも注意

自分で汗や衛生管理に気をつけていても、外から付着する臭いを完全に防ぐのは難しいものです。

たとえば、オフィスや店舗で使われる暖房機器の独特な臭い、飲食店の煙や油、喫煙所付近のタバコ臭、さらには排気ガスなども、冬服の繊維にしっかりと残ってしまいます。

特に厚手のコートやニット素材は毛足が長く、空気中のホコリや細かいゴミを吸着しやすい性質があります。付着した汚れは細菌の働きによって分解され、不快な臭いを発生させることも少なくありません。

冬服は守ってくれる一方で、外部の臭いを運んでしまうリスクが高いといえるでしょう。

汗をかかないための予防策はある?

ここでは、冬でも快適に過ごすための汗対策をご紹介します。服装の工夫や水分補給など、ちょっとした心がけで不快な汗を防ぐことが可能です。

服装で体温を調節する

厚着をしすぎると体温がこもり、必要以上に汗をかいてしまいます。そのため、調節しやすい服装を意識することが大切です。

たとえば、カーディガンやストールなど、すぐに脱ぎ着できるアイテムを取り入れると便利です。暑くなったときにすぐに体温を逃がせるので、汗を防ぎやすくなります。

さらに、インナーには通気性や速乾性に優れた素材を選ぶと、汗をかいても素早く乾き、臭いがこもりにくくなります

厚手の衣類に頼りすぎず、重ね着のバランスを工夫することで、快適さを保ちながら余分な汗を防ぐことができるでしょう。

水分補給を意識する

秋冬は夏に比べて喉の渇きを感じにくいため、水を飲む回数が減りがちです。

その結果、体内の水分量が不足し、汗に含まれる成分が濃くなってしまいます。この「濃い汗」は臭いが強くなりやすく、不快感の原因になります。

そこで、冬でも意識的に水分補給を行うことが大切です。冷たい水が苦手な場合は、常温の水や温かいお茶でも構いません。

こまめに水分をとることで体の巡りが良くなり、汗の質を薄める効果も期待できます。適度な水分補給は、体調を整えるうえでも欠かせない習慣といえるでしょう。

冬の臭い対策方法とは

ここでは、寒い時期でも快適に過ごせるように工夫できる臭い対策の方法をご紹介します。日常生活の中で取り入れやすいポイントばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

衣類をリセットする工夫

一度着た服には、汗や皮脂だけでなく、空気中の粒状の臭い成分が付着しています。これを放置すると、翌日以降も強い臭いとして残ってしまいます。

そこで役立つのが「霧吹き」や「スチームアイロン」です。汗が染み込みやすい脇や背中に軽く水分を与え、風通しの良い場所で一晩干すことで、臭い成分が水分に吸着し、乾燥時に水蒸気と一緒に飛んでいきます

まさに「臭いのリセット」ができる方法です。ただし、シルクやウールなどのデリケート素材は霧吹きが不向きなので、固く絞ったタオルで挟み込むようにして水分を与えると安心です。

汗をため込まない工夫

冬は厚着や暖房によって、体温調節が難しくなり汗をかきやすくなります。汗を放置すると臭いが強くなるだけでなく、体が冷えて風邪を引く原因にもなります。

そこで大切なのが「インナー選び」です。吸湿性や速乾性に優れたインナーを着ることで、汗を素早く吸収して乾かし、衣類に湿気がこもるのを防げます。

最近はヒートテックなど保温性の高いインナーも多いですが、汗を吸収しにくい素材を選ぶと逆効果になることもあります。運動や移動が多い日は、汗を逃がしやすい素材を選ぶのがおすすめです。

また、着込みすぎず調節しやすい服装を心がけると、余計な汗を減らせます。

生乾きを防ぐ洗濯方法

冬は気温が低く湿度も高いため、洗濯物が乾きにくく生乾き臭が発生しやすい季節です。臭いの大きな原因は「湿った状態で長時間放置すること」です。

洗濯機に入れたまま放置せず、終わったらすぐに干す習慣をつけましょう。干すときは洗濯物同士の間隔を広めに取り、空気が通りやすいように配置するのがポイントです

また、洗濯物はため込まずにこまめに洗いましょう。最近は抗菌や消臭効果が高い洗剤も豊富にあり、部屋干し専用の製品を使うのも有効です。

乾燥機を使う場合も、完全に乾かすことで菌の繁殖を防ぎ、嫌な臭いを抑えられます。

制服やスーツのケア

毎日洗えない制服やスーツは、臭いがこもりやすいアイテムです。そんなときに役立つのが洋服ブラシです。

着用後にブラッシングすることで、表面についたホコリや細菌を落とし、臭いの発生を防げます。ブラッシングは上から下へ一定方向になでるように行うと、生地を傷めにくく効果的です。

また、静電気を防ぐ天然素材のブラシを使うと、ホコリがつきにくくなり、見た目も清潔に保てます。スーツや制服を長持ちさせるためにも、帰宅後の数分間のケアを習慣にすると良いでしょう。

室内環境を整える

冬は寒さから窓を閉め切ることが多く、オフィスや家庭で臭いがこもりやすくなります。特に高層ビルでは窓が開けられず、換気不足が臭いを悪化させる大きな要因です。

そんなときは、空気清浄機やアロマディフューザーを活用してみましょう。アロマの香りには消臭効果だけでなくリラックス効果もあり、心地よい空間づくりに役立ちます

最近はさまざまな業務用ディフューザーが登場しており、空間全体に自然な香りを広げられます。換気が難しい冬こそ、香りの力をうまく利用するのがおすすめです。

まとめ

寒い季節は汗をかきにくいと思われがちですが、実際には代謝の活発化や厚着によって汗がこもり、強い臭いにつながることがあります。さらに、生乾きの衣類や外から持ち帰る臭いも加わり、気づかないうちに不快感を与えてしまうこともあります。そこで大切なのは、体温調節しやすい服装や水分補給を意識すること、そして日々の洗濯や衣類ケアを丁寧に行うことです。加えて、換気やアロマの活用など空間づくりを工夫すれば、冬でも快適で清潔な環境を保つことができます。

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