業務用アロマディフューザーがうるさい！考えられる原因とは

業務用アロマディフューザーをオフィスやサロンなどに導入するケースは増えていますが、これを利用していると音がうるさいという問題が発生することもあります。大きな音がする場合や異音が発生しているときには、いくつかの原因を考えることができるでしょう。詳しい内容を知って適切な処置を行えるようにしておくことが大切です。

お手入れ不足で汚れが原因となっている

アロマディフューザーは水やオイルを入れて使用することになりますが、定期的にお手入れを行わなければ、水垢やカビ、固まったオイルなどが機器に付着してしまうので注意が必要です。業務用アロマディフューザーを導入するときでも日常的なお手入れは自分たちで行わなければならないことが多いので、サボっていると汚れが原因で大きな音や異常な音が出るようになる可能性が高いと言えます。

超音波が動く音や水が補充されるコポコポという音以外に、ガーッとなったりブーンとなったりすることがありますが、それらは汚れが原因で正常に動作していないのかもしれません。まずは説明書などを見ながら正しい方法でメンテナンスを実施する必要があります。水を捨てて新しいものに変えるだけではなく、汚れを拭き取ったり、重曹やクエン酸などを使って洗浄したりすると良いです。

ただし、使用することができる薬剤などは製品によって違っているので、説明書に記載されている方法以外でお手入れすることは避けたほうが良いと言えます。しっかりとメンテナンスを行うことができたのであれば、水やアロマオイルを入れて改めて電源をオンにしてみましょう。

もしも、これでうるさい音がなくなっているのであれば、汚れが原因であったことが分かるはずです。清掃をサボってしまってトラブルを引き起こすことは多いので、まずは本体が綺麗であるかどうか確かめることをおすすめします。

うるさい理由には色々な原因が考えられる

お手入れ不足による業務用アロマディフューザーの騒音は非常に多いですが、それ以外にも色々な原因があります。たとえば、設置場所が悪くて本体が傾いていると変な音が出やすくなりますし、水やオイルを追加した後にきちんとパーツをセットすることができていなくて騒音を引き起こしているケースも多いです。メンテナンスをしっかりしている場合は、こういった些細なことが原因となっている可能性もあります。

また、利用する業務用アロマディフューザーによっては、水の量が少なくなることでうるさい音を出してしまうこともあるので注意が必要です。水切れを示すランプや警告音がなる前に、中身の少なさが原因で満タン時とは違った音を発することもあります。

業務用アロマディフューザーを導入した最初からうるさいと感じられる場合は、そもそもその製品の音がうるさい可能性も高いです。価格の安さを重視すると静音性が低いことが多いですし、スイッチを入れてから数分程度はうるさいというケースもあります。

購入前に静音性が高いものを選んでおくと失敗することがありませんし、稼働してすぐは音が目立つようであれば、サロンやオフィスで利用するときには営業や業務が始まるときには静かになるように早めに稼働させておくと良いです。色々な原因が考えられるので、ケースごとに合った対処法を実施してください。

部品の劣化が騒音を引き起こすこともある

業務用アロマディフューザーの部品が劣化している場合も、騒音の原因となってしまうことがあります。きちんとお手入れをしている、安定感のある場所に置いているなど、メンテナンスや使用方法に問題がない場合は本体に問題が起こっている可能性も高いです。

軸やファンなど様々なパーツから業務用アロマディフューザーが構成されていますが、劣化している部品によっては異音や騒音の原因となりかねません。この場合は自分で修理を行うのではなく、販売元やメーカーに問い合わせを行ってチェックしてもらうことをおすすめします。

プロに確認してもらうことで経年劣化による問題なのか、他に問題があるのか判断してもらえるでしょう。保証期間内であれば無料で直してもらえるはずですし、期間外であったとしても同じものを使用し続けたい場合は修理費用を支払って直してもらうことができます。

業務用アロマディフューザーはとても繊細なものなので、自分で直そうとせずにプロに任せることが大事です。内部の問題の場合は外から見ても分からないことが多いので、他の原因ではないと考えられる場合は販売元やメーカーに問い合わせを行うようにしてください。毎日のように使用している、連続で使用している、長年使っている場合は経年劣化による騒音を引き起こしやすいため、当てはまる場合は早めに問い合わせることをおすすめします。

とても便利な業務用アロマディフューザーですが、使用しているとうるさい音に悩まされることになる場合もあります。色々な原因があり、自分で解決できるケースとプロに任せなければならないケースがあるので、騒音の原因や対処について知っておくと良いでしょう。