オフィスや店舗内での設置におすすめの業務用(法人向け)アロマディフューザーを比較ランキング形式で紹介しています。

水なしタイプの業務用アロマディフューザーのメリット・デメリット

公開日:2021/04/15   最終更新日:2023/01/31


昨今、アロマを楽しむ方が増えています。そのような中で人気になってきているのが、水なしタイプのアロマディフューザーです。業務用アロマディフューザーを設置して、従業員や客の満足度を上げる企業もあります。非常に便利な装置であることは確かですが、具体的な内容については知らない方も多いかもしれません。そこでメリットとデメリットを見ていきましょう。

水なしの業務用アロマディフューザーとは

業務用アロマディフューザーは、水が必要なものとそうでないものに大別することができます。それぞれに異なる特徴があるので、その点を踏まえて選択する必要があります。 水なしアロマディフューザーは、水でアロマを薄めずに香りを広げることができるのが特徴です。アロマオイルはいわば香りの塊なので、薄めて使った方がよいのではないかと考える方もいるかもしれません。

しかし、空気中にアロマが出ていくと自然に薄まっていくので、あえて水で濃度を下げる必要がないとも言えます。その特徴を生かして作られたものが水なしのアロマディフューザーです。水を使わないことによって準備が簡単になるといったメリットがあります。

一方で加湿機能はないので、湿度を調整したいのであれば加湿器と併用することが必要になります。 かつて業務用アロマディフューザーといえば、水を利用するものが一般的でした。濃度を下げて攪拌させることによって、簡単に部屋中に香りを充満させることができたからです。しかしながら、従来型の製品は水を使うことによって、カビの繁殖などの問題が発生するというデメリットがありました。

そこで生まれたのが水なしのタイプです。水なしにすることでカビの繁殖を抑制して、手入れの手間を大幅に減らすことに成功しています。また、大掛かりな装置を必要としないので限られたオフィススペースにもうってつけといえます。最近ではノズル付きのアロマディフューザーも登場しており、瞬く間に人気を獲得しているようです。

「水あり」「水なし」の違いは?

リラックスしたいときやゆっくり眠りたいときなどに活躍するアロマディフューザー。水ありのアロマディフューザーはタンクに入れた水にアロマオイルを垂らして使います。
水なしのアロマディフューザーは、さまざまな方法でアロマオイルを直接ミストにします。

アロマドロップ式・ツボ型のガラス容器に、精油の原液をそのまま垂らして使用します。ポンプの力によって精油を霧状に噴射させ、香りを空間に送り出す仕組みです。
広い家や店舗などで使用したい場合は、アロマドロップ式がおすすめ。

送風式・不織布パッドに浸みこませたアロマオイルに風をあてて香りを拡散させます。USB充電、コードレスタイプが多いので場所を選ばず使用することが可能です。
オイルが酸化しにくく最後までしっかり香ることができますが、専用オイルを使用することになります。

ネブライザー式・オイルの瓶をセットしてスイッチを押すだけで、簡単にアロマの香りを楽しむことができます。オイルをミストに変換しながら、香りをほどよく拡散させます

水なしのアロマディフューザーのメリット

水なしの業務用アロマディフューザーの大きなメリットは、静音性が高いということです。水を使ったアロマディフューザーの場合には、水分を飛ばすためにどうしても音が鳴ってしまうため、それが睡眠などに支障をきたすというケースもありました。水なしのものは送風やリードによって気化させることができるので、音がほとんど鳴りません。この静音性がオフィスなどに設置する際にも適しているのです。

送風式の場合には、オイルをフィルターや不織布などに染み込ませた後にファンで風を送ります。ファンの回転の際にわずかに音が鳴ることもありますが、従来の水を使ったアロマディフューザーに比べて静かです。リード式の製品の場合には木製スティックをオイルに差し込んで香りを拡散させるので、自然に香りが広がっていき、送風式よりも一層の静音性を確保しています。最近では、機能性だけでなくデザインにも力を入れた、水なしアロマディフューザーも注目を集めています。コンパクトなデザインからインテリアとして設置する人も増えているようで、人気上昇中です。

そして、水なしの業務用アロマディフューザーはアロマオイルを水で薄めないので、アロマ本来の香りを楽しめるというメリットもあります。使用するのがオイルだけのため、特別なメンテナンスも必要ありません。特に香りを楽しみたいという方は、噴霧式のアロマディフューザーがおすすめです。噴霧式を選択すると、水なしアロマディフューザーのメリットをより感じることができます。送風式と違って部屋全体への拡散力はありませんが、その分強い香りを楽しめる特徴があります。噴霧式のアロマディフューザーを使って部屋全体へ香りを広げたいという方は、空気の通りが良いところに設置するのがおすすめです。

また、水ありのアロマディフューザーは使っていると、家具や室内が濡れてしまうという悩みがありました。特に夏場などの湿気の多い時期に使用すると、「洗濯物が乾きにくくなって家事が進まない」という声が多かったようです。その点、水を使わないアロマディフューザーだとその心配もありません。好きな場所に設置して香りを楽しむことができるのは大きなメリットといえるでしょう。

そのほかの方法としては、付属のガラス瓶にオイルを垂らして使用するアロマドロップ式もあります。コードレス対応のものも多く、設置場所を選びません。ただし、コードレスの場合には電池や充電などが必要となり、あらかじめ準備しておくことが必要になります。

一方、ネブライザー式は精油の原液をそのまま使用します。ネブライザー式のメリットとして挙げられるのは、使う手間がかからない点です。ネブライザー式はアロマオイルの瓶を本体に直接セットする形で使うため、設置する手間を大きく省けます。一般的な水なしアロマディフューザーでも定期的にオイルを入れなければならないことが多いです。その点、ネブライザー式であれば一度とりつけるだけで使えるため、大きなメリットになります。

ネブライザー式はアロマオイルを霧状に変換して香りを拡散するディフューザーです。そのため、ほかの水なしアロマディフューザーと比べて拡散力が高いのもメリット。ネブライザー式は10畳より広い部屋での使用におすすめです。

水なしのデメリットとはどういったこと?

水なしの業務用アロマディフューザーにはたくさんのメリットがありますが、デメリットもあるのでその点を踏まえておく必要があります。一番のデメリットともいえるのがオイルの消費が多いことです。水なしの業務用アロマディフューザーではオイルをそのまま薄めないで使用するため、水ありに比べるとオイルの消費ペースが1.5倍から2倍ほどになります。そのため必然的にコストがかかることになるのです。

部屋が広い場合には、消費する量が増えるので、このデメリットが特に感じられやすくなります。噴射式の場合には、部屋全体にいきわたるまでに時間がかかるというデメリットもあります。そのため、ある程度限定的な範囲に香りを広げたい時に適しているといえるでしょう。

また、アロマディフューザーの付近の香りが、離れているところと比較してやや強めに出ることもデメリットといえるかもしれません。アロマが好きな方であればほとんど問題はないようですが、濃い香りが苦手な方は少し困る可能性があります。そのため水なしの業務用アロマディフューザーを設置するときには、そのような点を考慮してアロマが好きな方の近く、苦手な方の遠くの場所を選ぶことが重要となってくるでしょう。

昨今ではオイルの微粒子を空気中で効率良く拡散させるネブライザー式も登場しており、そういったタイプを選ぶことによってデメリットを大幅に緩和することができます。 一度の充電でどの程度稼働するかも大切なポイントです。優れた性能を持つ機器であれば、一度の充電で丸3日以上稼働できるものもあるので、長い時間使用するのであれば便利でしょう。

そんなネブライザー式のデメリットとして挙げられるのは噴霧口が詰まりやすいことです。アロマオイルの中でも特に粘度の高いミルラやベチバー、サンダルウッドを使うと詰まってしまう可能性があります。粘度の高いアロマオイルを使いたい方は、噴霧口が詰まらないようにメンテナンスを行わなければなりません。

このように、水なしの業務用アロマディフューザーにはいくつかのメリットとデメリットがありますが、製品ごとの違いも多く見られます。そのため、購入する際には使用の目的に合ったものをコスト面も確認しながら選ぶことが極めて重要となります。また、香りに対する感じ方も個々で異なるため、配慮も必要でしょう。

水なしアロマディフューザーの選び方

種類から選ぶ

水なしアロマディフューザーの中でも、アロマの出し方によって種類が異なります。水なしアロマディフューザーは大きく分けて、噴霧式と気化式があります。噴霧式は、アロマオイルを霧状にして空気中に拡散させるタイプです。このタイプは拡散力が高く、広い空間で使われる特徴があります。

一方、気化式はアロマオイルを空気中で気化させて香りを楽しむタイプです。気化式を利用するメリットは、音が静かで手入れがしやすいという点です。
アロマディフューザーによっては業者による手入れが必要なものもあるので、簡単に利用できるのは大きなメリットといえます。

このように、水なしアロマディフューザーは種類によってメリット・デメリットが異なります。部屋の広さや手入れの頻度などを考えてから、アロマディフューザーを選ぶようにしましょう。

香りの持続時間から選ぶ

アロマディフューザー選びにおいて、香りの持続性は重要なポイントです。持続性が高ければ高いほど、手入れの頻度は大きく減ります。

逆に、気化式のような香りが強い分持続性の短いものは、手入れの回数を増やさなければなりません。アロマディフューザーの手入れは比較的時間がかかるので、面倒だと感じる方もいることでしょう。製品には香りの持続時間が記載されているものもあるので、事前に調べておくことがポイントです。

メーカーから選ぶ

同じタイプのアロマディフューザーでも、メーカーごとに質の違いがあります。質の悪いものを買ってしまうと、十分に香りを楽しめないうえ、すぐに故障してしまうこともあります。そのため、アロマディフューザーを選ぶ際には、人気のメーカーから選ぶのがポイントの1つです。現在、アロマディフューザーで人気のメーカーは、「無印良品」と「ニトリ」の2つです。

これらの製品は、機能だけでなくデザインも良いため、インテリアとしても注目を集めています。特にニトリはデザインの種類が豊富で、持ち運びのできるポータブルタイプのディフューザーが人気です。こちらのサイトでは、ほかにもおすすめしたい業務用アロマディフューザーを紹介しています。アロマディフューザーについてさらに詳しく知りたい方は、こちらをチェックしてください。

おすすめ関連記事

サイト内検索
業務用アロマディフューザーランキングTOP10!
FLOW(株式会社CSE)
FLOW(株式会社CSE)の画像
アロミックエアー(アロマスター株式会社)
人気ランキング2位の画像
all in one type(アットアロマ株式会社)
all in one type(アットアロマ株式会社)の画像
Nano Air Pro(株式会社インプルーブ)
アロマ空間デザイン株式会社
セントウェーブ(スターフレグランス株式会社)
セントウェーブ(スターフレグランス株式会社)の画像
株式会社カル・ダモン
AirQ(アントレックス株式会社)
AirQ(アントレックス株式会社)の画像
DF-100/DF-850(アロマクエスト株式会社)
株式会社カオリメゾン