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【臭い(消臭)対策⑦】介護施設編

公開日:2019/11/15  最終更新日:2021/06/29


皆さんは、老人介護福祉施設に行ったことはありますか。介護の現場は今少しずつ変化しています。運営法人が努力していろいろな分野の改革を進め、介護現場で働くスタッフの志気を少しでも上げようと工夫してします。業務用アロマディフューザーはその一助となろうとしています。

高齢化社会の到来で介護施設の重要性が増す

現在わが国は過去最高の高齢化社会を迎えており、65歳以上の人口が3,617万人(2020年9月15日現在)で前年比30万人増となっており、65歳以上の高齢者が全国民の28.7%と過去最高の数字を叩き出しています。やがて2025年には65歳以上が人口の3割を超え、2040年には3分の1になると予測されていて、早急な高齢者福祉対策が求められています。

しかしながら、国も自治体も莫大な予算を振り分けるのは、格好の良い目立つ政策ばかりで、地味な福祉施策には言葉だけ綺麗事を並べ立てるだけで新しい政策を何も打ち出そうとはしていません。こんな高齢者や障害者に冷たい世の中で頑張っているのが、介護現場で働く若者たちであり、彼らの意識は経験の浅い政治家たちよりも高いといえます。

決して待遇は良いとはいえない状況で、お金のためだけでなく高齢者のリハビリをサポートしたいとか、社会貢献がしたいという気持ちで毎日心身共に疲れ果てながらも頑張っています。そんな介護現場を少しでも自分たちの手で変えて行こうと、母体である社会福祉法人や医療法人のトップがレボリューションに乗り出しています。

国や自治体がやらないなら自分たちで変えていこうというわけです。建物や空間、食事や介助などさまざまな場面において、今までの介護現場の負のイメージを変えるための工夫をしています。

介護施設の中は何故か匂う?

介護現場は決して清潔で空気も良いとはいえず、介護老人ホームなどの施設に入ると田舎のおばあちゃん家のタンスの中の臭いとも違う、ミント系の要素も入っているなんとも表現し難い臭いがします。この「臭い」は決して高齢者の体には良くないと思われます。

空気清浄機が置かれている様子もないし、窓を開けて空気の入れ換えをしているふうでもないのです。しかし、そんなところばかりでもなく、運営法人が改革に乗り出しているところもあります。介護老人福祉施設の建物の構造から食事メニューやお茶碗までこだわって、今までの古くさいイメージを刷新しようとしているのです。

もちろんそれには莫大な資金も必要なので、どこの法人でもできることではないかもしれません。資金繰りに厳しいところは今までの設備のままということになってしまい、そこに居場所を無くした高齢者たちが将来ますます押し寄せる、その結果不衛生さは増大し施設内の環境は悪化の一途を辿ることになりかねません。

人が多く集まれば集まるほど生活環境が劣悪になっていきます。介護スタッフの数が、入居者の数に追いつかず、一人の介護スタッフが何十人もの要介護者を抱えるという悲惨な状態になってしまう可能性が大きくなっているのです。今介護現場レボリューションを開始している福祉法人が先駆者となって改革を推し進めていくしか道はありません。

業務用アロマディフューザーで介護現場レボリューション対策

建物や空間、食事などの改革に続き「臭い」対策も必要です。そこで登場するのが「業務用アロマディフューザー」です。もう家庭用では解決することはできず、業務用を使用する必要があります。

業務用アロマディフューザーから吹き出す「アロミック・エアー」は入居者が集う広い部屋でもしっかり香り、洗ったりする手間入らずで管理が楽です。稼働に必要なオイルも毎回注文しなくても自動で送付されてきて、月々3,000~5,000円くらいでレンタルできます。

介護スタッフのストレスケアにも効果があり、老人介護施設の付加価値を上げることにもつながります。芳香力の秘密は、毛細管現象といわれる自然の原理に基づく製品設計です。

植物が根から水を吸い上げて枝や葉に栄養を運ぶように、天然精油を吸い上げファンの力で自然に芳香する仕組みです。シンプル操作のため、誰でも簡単に操作が可能で、精油が残り少なくなるとセンサーで知らせてくれて、自動オフタイマーまで付いています。

作業療法士の指導のもと、体操などをする広い40畳くらいの部屋でも対応可能なので汗の臭いなどに対抗できますし、オイルの補充は月に1~2回で済みます。

 

介護現場を綺麗に清潔に保つことは、今後の高齢化社会に向けて介護現場の改革を進める上でとても大事なことになってきます。介護施設の入居者に快適に元気に安心して生活してもらうためにも、いろいろな部分でこだわりの改革が必要です。

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