オフィスや店舗内での設置におすすめの業務用(法人向け)アロマディフューザーを比較ランキング形式で紹介しています。

【臭い(消臭)対策①】オフィス編

公開日:2019/10/15  最終更新日:2019/10/23


アロマディフューザーとはアロマオイルの香りを楽しむ為の機材であり、火や熱を使う加熱式から超音波式や噴霧式等様々なタイプがあります。オフィスの臭い対策としても有効であり、業務用アロマディフューザーも人気を集めています。そこで今回はオフィスで業務用アロマディフューザーを使う場合のチェックポイントを3点紹介します。

業務用と一般向けアロマディフューザーの違いとは?

業務用アロマディフューザーと一般向け製品の違いは香りの有効範囲と清潔さ、手入れの手間の程度の3点に集約されます。オフィスの規模にもよりますが、20畳以上の部屋で使用したい場合や、手入れに手間を掛けたくない様な場合には業務用アロマディフューザーの方が一般向け製品よりも効率的です。オフィスや店内に雑菌をばら撒きたくない場合にも、業務用が向いています。

一般向けのアロマディフューザーの数を集めて、臭い対策をするという考えも無いではありません。確かに製品の傾向として、小さい物で6畳分~8畳分程度が有効範囲で、大きい物では12畳~18畳程度になっている事が多く、数字の上では数を集めれば広いオフィスでもカバー可能です。

ただ、説明書に記載された内容は、大抵の場合は密閉空間を前提にしています。仮に風通しの良い施設だったとすれば、有効範囲は2m前後程度に減衰し、全体をカバーするには足りなくなります。特定のポイントのみ香らせたい等の目的があるなら別ですが、それ以外のケースでは一般向けには限界があります。

他にも連続して使用出来る時間も、業務用と一般向けでは大きい差があります。一般向けでも6時間~8時間のタイマーが付いている物も無いではありませんが、同じペースで香りを出しているわけではありません。水を使いますので雑菌も発生しますし、オイルの取り換えもしないといけません。こういった点を考慮すると、やはり業務用のアロマディフューザーの方がメリットは大きいと言えます。

業務用アロマディフューザーの選び方について

まず、タイマー機能がしっかり付いているかを確認して下さい。アロマディフューザーにも色々あり、品物によってはタイマー機能が付いていなかったり、4時間程度しか持たない様な物もあります。タイマーが無いと無駄にアロマオイルを使ってしまい、コストがその分割高になりますし短時間しか持たない物だと、再設定に出かける手間が発生します。

6時間から8時間程度は持つ製品を選んだ方が多くの意味で効率的です。曜日や時間によってオンオフが効く製品を導入すれば、かなりの長い時間放置しておく事も出来ます。

次に手入れにどの程度の手間が掛かるのかも確認する様にして下さい。一般向けの製品程ではありませんが、業務用のアロマディフューザーも一定の手入れはしないといけません。噴射式タイプを導入した場合には、1週間~2週間に1度はアルコール洗浄作業が必須ですし、他のタイプの場合でもオイル入れがベタ付かない様に掃除をする必要があります。

これ以外にもオイルタンクの容量やエッセンシャルオイルの値段、有効範囲の確認と言ったポイントも重要項目です。 特に有効範囲はアロマディフューザーの値段にも大きく関わりますので、重要視しないといけません。

お店や美容室エステ程度の広さでしたら、範囲70〜150㎡程度の品が良いですし、合室やショールーム等の広い空間でしたら、200〜300㎡は必須です。業務上必要になる有効範囲とコストとの兼ね合いで、最もバランスが良い品物を選ぶ事をお勧めします。

購入以外にもレンタルという方法もある

広範囲に効くアロマディフューザーは購入すると、初期費用が結構掛かる事も珍しくありません。維持管理のコストも一定以上見込まないといけませんので、購入がキツイ場合にはレンタルするというのも1つです。メンテナンス等の面倒も見てくれるサービスも珍しくないので、場合によっては購入するよりもメリットが大きくなる事もあります。

アロマをオフィスの臭い対策に導入したいけど、エッセンシャルオイルを何にしたら良いのかが分からないという人や臭いに敏感な体質で、新しく入れるオイルの匂いにも不安を感じてしまう等というケースもありますが、レンタル会社でしたらそういう悩み相談にも乗ってくれます

初回のみ設置や各種相談込みという事で、3万円程度掛かる事も多いですが、それ以降は月額で1万5,000円~2万円程度で収まっている会社も少なくありません。その料金の内訳にはメンテナンスやサポート代が込みになっている事もあるので、上手く使えば経済的な面でも得な選択となります。

他にも、静穏性が強く病院や介護施設等、配慮が必要な場所で使う事に向いている機種等様々なサポート機能が付いた品物が出ている事等も押えておきたいポイントです。機種によってはアロマの噴出音が結構大きく響いたり、振動が伝わってくる事も珍しくないので、レンタルの場合であってもこだわる面はこだわった方が良いです。購入とレンタル両方の特徴をよく確認して、自社のオフィスに最も合っている品を選ぶ様にして下さい。

 

業務用アロマディフューザーは一般向けに比べて、有効範囲が広く清潔で、手入れに手間が掛かりません。導入の時にはタイマーの長さやメーカーサポートの有無等をしっかり確認しつつ、最良の品を選ぶ事をお勧めします。

一般向けの場合は全ての有効範囲が狭いので、オフィスの規模にもよりますがしっかり臭い対策をしたい時には業務用を導入した方が効率が良いです。レンタル等も含めて導入方法を色々検討する事をお勧めします。

おすすめ関連記事

サイト内検索