業務用アロマディフューザーの効果が高い置き場所

せっかく業務用アロマディフューザーを導入したのに、いまいち効果が感じられないという問題に悩む人も多いです。期待していたよりも匂いが感じられない、思っていた香り方をしない場合は置き場所が悪い可能性が高いと言えます。置く場所によって香り方は大きく違ってくるので、最適な設置場所を知っておくことが大切です。

オフィス内の空気の流れを把握しよう

業務用アロマディフューザーの最適な置き場所を見つけるためには、まずオフィス内の空気の流れを把握することが大切だと言えます。空気の流れを無視した場所に配置してしまうと、人が集まっている方向とは反対向きに香りが流されてしまい、香りを堪能することができないという問題を引き起こしやすくなるので要注意です。

出入り口周辺や窓付近、エアコンの風が当たるような場所に置くと香りが他の場所に届きやすくなりますが、方向が間違っていれば意味がありません。実際にアロマディフューザーやオイルなどを特定の場所に設置してみて、どのような流れで香りが広がっているのか確かめてみると良いです。

広いオフィスの場合は全員に香りがいきわたる場所を見つけることが難しくなるので、その場合はなるべく満遍なく広がってくれるようなポイントを見つけると良いでしょう。扉や窓を閉め切ったオフィスやエアコンを停止させているときに試すのではなく、普段業務を行っているときと同じような状態で試してみることをおすすめします。

会社ごとに出入り口や窓の設置場所、空気の流れ方は違っているので一概にここに置くべきだと指示することはできません。より確実な置き場所を探すためには、実際に匂いを発するものをセットして確認する作業を実施することがおすすめなので、導入前や香り方に不満があるときに実施してみると良いです。

高すぎる場所と風が抜ける場所には設置しない

高すぎる場所や風が抜ける場所にアロマディフューザーを設置すると、効果が半減するので要注意だと言えます。サイズや形状によっては床に直置きすると倒してしまう可能性があるので棚の上に置くケースも多いですが、人の顔よりも上に配置してしまうと十分に匂いを感じることができなくなるケースが多いです。

アロマディフューザーの香りは下から上に向かってふわっと香るように機器を設置することが理想的だとされているので、高すぎる位置は避けて設置するように意識しておくことが大切だと言えます。ほど良く風を受ける場所であれば適度に香りを広げてくれる可能性がありますが、エアコンと開いた窓の間に設置するようなことがあればエアコンの風を受けて窓から香りが逃げることになるので注意しておきましょう。

エアコンの影響がなければ外からの風でアロマの匂いが広がる可能性がありますが、影響を受ける場合は逃がすことになって勿体ないと理解しておく必要があります。普段社員が使用しているデスクと同じくらいの高さ、もしくはそれよりも少し低い位置で、風の影響で香りが逃げてしまうことがないポイントを探すと良いでしょう。

こうした場所に業務用アロマディフューザーを設置することができれば、しっかりとアロマの匂いを感じられるようになり、社員がリラックスできる空間をつくり上げられるはずです。

用いるアロマディフューザーに適した配置場所を調べることも大事

業務用アロマディフューザーの置き場所に困っているのであれば、メーカーの公式ホームページや販売元に確認して最適な置き場所を教えてもらうことも大切です。多種多様な業務用アロマディフューザーが存在しているので、選ぶ種類によって香りの届く範囲や香りが放出される方向が違っていることが多いと言えます。

メーカーは製品をつくるときにより効果的な置き場所を見出していることが多く、ホームページや説明書に推奨設置場所を記載していることも多いです。また、公式サイトなどに書かれていなかったとしても、製品の特性を考慮した上でこういった場所に置くことが効果的というデータを持っていることが多いので、問い合わせを行ってみることがおすすめだと言えます。

自分たちで置き場所を探してみても納得できる場所が見つからない、もっと効果的な置き場所を知りたいときにおすすめの方法です。なるべく問い合わせを行いたくないという場合は、同じ種類の業務用アロマディフューザーを使用したことがある人の口コミを参考にすることもできます。

インターネット上には業務用アロマディフューザーを使用した感想が書かれていることもありますが、そのときには具体的な使用方法や設置場所が記載されていることも多いです。こうした情報も参考にして、業務用アロマディフューザーの最適な配置場所を調べることがおすすめだと言えるでしょう。

置き場所を間違えてしまうと、業務用アロマディフューザーの効果が十分に発揮されない可能性があります。オフィスにしっかりと良い香りを漂わせたいと考えているのであれば、自社に合った配置場所を見つけたり、NGな場所に置かないように気をつけたりすることが大切です。