オフィスや店舗内での設置におすすめの業務用(法人向け)アロマディフューザーを比較ランキング形式で紹介しています。

アロマオイルと精油は違う?業務用ディフューザーにおすすめなのは?

公開日:2022/01/15  最終更新日:2022/01/28


近年、さりげない香り取り入れ、おしゃれな空間づくりをする店舗が増えています。来客をリラックスさせるのはもちろん、好印象を与えるために必要な要素です。ただ、アロマオイルと精油の使い分けに疑問がある方も多くいます。こちらでは、アロマオイルと精油の基本的な知識や業務用ディフューザーに使えるおすすめの精油についてお伝えします。

アロマオイルと精油は別モノ!?

アロマオイルと精油は別物かどうかという疑問を持っている方は、多いでしょう。これは、市販されている物によってアロマオイルという表記がされていたり、精油と表記されていたりするからでしょう。実は、アロマオイルと精油は別物です。

■精油とは

精油は、日本語ですが英語にすると「エッセンシャルオイル」です。つまり、精油とエッセンシャルオイルは同じものということになります。精油は、植物の花・茎・葉・根・果皮・樹皮・種子から抽出される天然の成分です。

また、精油には合成香料が一切含まれていません。精油・エッセンシャルオイルの表記がある場合には、100%天然素材で作られているということになります。人工的に作られた不純物が混ぜられている場合は、精油と呼べません。精油は、天然素材から作られていることからさまざまな作用をもっています。

■アロマオイルとは

100%天然素材で作られている精油(エッセンシャルオイル)に対して、アロマオイルは合成(人工)香料やアルコール、それ以外の原料材料を加えて作ったものです。多くのアロマオイルは、精油の香り似せて作られています。

アロマオイル以外にも「フレグランスオイル」「ポプリオイル」などと呼ばれることがあります。近年は、精油をベースに人工香料やアルコールを加えて作られるものも多く出回っているようです。精油とアロマオイルでは使用上の注意が異なるため、購入前に確認するようにしましょう。

精油は肌に塗ってもOK?見分け方は?

精油は、アロマテラピーでも使用します。また、スキンケア・手作りコスメ・アロマバスなどに使用することが可能です。その一方で、アロマオイルは合成香料やアルコールなどさまざまなものを含んでいるため直接肌に塗ることができません。とくに肌に塗る場合は、精油なのかアロマオイルなのかを見極めて使用する必要があります。

■精油とアロマオイルの見分け方

精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの外見は、かなり似ています。見極めるためのポイントを知ることが大切です。見分けるには、瓶・ラベル・価格の3つのポイントがあります。

まず瓶ですが、精油は光による品質劣化防止のために遮光瓶(茶色)に入っています。ラベルには成分が表記してあり、必ず「精油」「エッセンシャルオイル」のどちらか示してあるようです。

最後に価格ですが、精油は抽出する技術と時間、労力がかかるため高価なものが多いです。たとえば、ローズやクロモジなどは抽出する量が稀少なため数mlで何千円~何万円するものもあります。それに比べ人工的に作られたアロマオイルは、安価な場合が多いです。

■精油は薄めれば肌に使えるものもある

精油(エッセンシャルオイル)は、植物に含まれる100%天然成分を抽出したオイルです。そのため、直接肌に使うことができます。ただし、刺激が強いため原液をそのまま肌に塗る事はできません。精油を薄めるには、オリーブオイル・椿油・ホホバオイル・アルガンオイルなどのキャリアオイルを使います。

ただ、キャリアオイルなどを利用し希釈しても肌に使えない精油も存在します。とくに妊婦や乳幼児、特定の疾患がある場合には禁忌とされるものもあるようです。また、柑橘類などの精油は光毒性があるため肌につけた後に日光を浴びると皮膚トラブルを起こすとされているのです。精油の特性や禁忌を確認し使用しましょう。

業務用アロマディフューザーに適しているのは?

業務用アロマディフューザーは、受付やロビー、ラウンジなどの空間に使用することを想定して作られています。そのため、香りが広範囲に届くことや長時間の使用でも耐えられるのが特徴です。業務用アロマディフューザーの特徴を加味し、精油やアロマオイルを選ぶことがよいでしょう。

■加湿タイプのディフューザーは使い方によって故障の原因になる

水に数滴の精油を垂らして使うイメージがあるかと思いますが、機械によっては故障の原因になります。加湿タイプのディフューザーには、精油と水溶性アロマオイルの2種類を使うことができます。

中には水溶性アロマオイルのみ対応している機種があるので注意が必要です。精油は油で、水道水に垂らすだけでは混ざりません。精油が使えない機種の場合、タンク内や蒸気の噴出口に付着した精油の油分が、雑菌やカビを繁殖させるなどして故障することもあります。

■香りの好みがわかれないものがおすすめ

香りを使って空気演出ができるディフィーザーですが、精油によっては妊婦・幼児・疾患に対して禁忌なものもあります。また、独特な香りの場合は好みがわかれ来客の気分を害してしまう場合もあるため香りの選択は重要です。

居心地のいい空間づくりは香りで演出することも必要

香りの演出は、さりげない方がよいでしょう。よい香りは、心を和やかにしリラックスさせ好印象を与えることができます。来客の気持ちをリラックスさせることができれば、イメージアップ効果も期待できるでしょう。

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