オフィスや店舗内での設置におすすめの業務用(法人向け)アロマディフューザーを比較ランキング形式で紹介しています。

【臭い(消臭)対策④】店舗編

公開日:2019/11/01  最終更新日:2019/10/23


業務用ディフューザーと店舗の問題は、他の建物や施設に導入するよりもデリケートな問題であると考えられます。その店舗の個性や狭さの魅力などエステやホテルよりもデリケートな空間であり、広い狭いや人が多い少ないだけで決められるものではありません。業務用アロマディフューザーを一番営業かけにくい分野が「店舗」かもしれません。

臭いが気になる店舗は確かに存在する

天井からも革ジャンやデニムジャケットがぶら下がった古着屋、ごちゃごちゃした倉庫みたいな雑貨屋、臭いのしみついたふるくからある商品ばかり扱っているリサイクルショップなど、店内に入った瞬間、臭いが気になる店舗はあります。

臭いをなんとか対策してほしいものですが古着屋でアロマを焚くと服に香りが移ってしまう可能性はありますし、リサイクルショップでいい香りが漂っているというのも逆に違和感を感じてしまいますし、ひとくくりに対策といってもなかなか難しいものです。

またリサイクルショップは埃っぽくて、独特な臭いがあるほうが味のあるというか、それがリサイクルショップであり、古着屋ではないかと思います。来店者が納得しているのであれば、あえて臭い対策をする必要はないですし、逆に対策をしてしまうと商品に臭いが移ってしまい、それが嫌だから買わないという客も出て来ないとも限りません。

店舗にアロマを香らせるというのは、どこにでも当てはめて良いものではなく、それぞれの店舗の持つ個性を殺さない程度に考える必要がある非常にデリケートな問題なのです。「匂い」というものは、記憶とつながっていて「あの匂いはあの店舗の匂いと似ている」など郷愁を思い起こさせる効果もあるので、「店舗」の匂いについては簡単に考えて判断してはいけないのです。

臭い店舗は全部対策をしなければならないのか?

ごちゃごちゃした道幅の狭い倉庫みたいな雑貨屋の中には、臭いが気になる店舗が多い気もします。そんな店に一度や二度迷い込んだ経験がある人も少なくないのではないでしょうか。そういったお店では古着屋と違ってアロマが焚いてあっても悪くないのではないかと思われます。

香水や化粧品など同じように店内に匂いを放つ商品を販売していますが、噴射の程度を調節すればアロマもいけるのではないでしょうか。何度か来たことがある人も含め店を訪れる客は、その店がどんな雰囲気でどんな臭いがするかをある程度覚えるでしょう。

そのため、扱う商品の特性上独特の臭いが生じる店舗でも、アロマディフューザーを用いることで「あ、なんかミントの匂いする良い感じのお店だね」と思ってもらえればいいわけです。そうなってくると業務用アロマディフューザーを導入する意味もあるかなと思いますよね。

まったく無臭の店などこの世にもなく、玩具屋ではセメダインやプラスチックの無機質な臭いがするし、新しい服のみを扱うファッション店ですら生地から醸し出される微量の香りがします。それぞれの店舗の個性に合わせた香りづくりが必要なのであって、そこは業務用アロマディフューザーの機能性の問題とも関係してきます。

業務用ディフューザーは導入した方が良いのか

そこで問題になるのは、業務用アロマディフューザーを導入するにしても、その店の広さに対応したものがあるのか、またどんな香りが適切なのか、手入れとか面倒なのではないかといったものがあります。加湿器とかアロマディフューザーとか、こういった類の機器に必ず付いてまわる悩みです。

業務用アロマディフューザーならお手入れ不要で、15畳~20畳くらいのスペースに対応したものがあります。水が不要でアロマ原液が入った瓶をそのままセッティングできる優れものもあるようです。さらに噴霧式で吹き出す量を調節できたり、タイマー式にして一定時間は止めたりすることもできる製品が出ています。

業務用となると40畳くらいまでいけるものがほとんどなので、比較的大きな店舗でも、家電量販店で売っているレベルでは物足りないことから、業務用アロマディフューザーに頼ることができるのでいいかもしれません。お店に来るお客さんのことも気にはなりますが、店員がどう思うかも聞いておかないといけません。

レジのところだけでいいのではないかという意見が多く出るようであれば業務用ほどのサイズのディフューザーは不要でしょうし、品出しでダンボールは臭いし他にもいろいろと気になる臭いが生じているようであれば、業務用を検討してもいいのではないでしょうか。店員のやる気が変わるかもしれません。

 

店舗と業務用ディフューザーを考える場合に大事なのは、その店の臭いを変えることが店の個性を殺してしまうことにならないかという点に注意して導入を考えるのが大切です。

おすすめ関連記事

サイト内検索