オフィスや店舗内での設置におすすめの業務用(法人向け)アロマディフューザーを比較ランキング形式で紹介しています。

業務用アロマディフューザーで香りを感じられる範囲はどのくらい?

公開日:2019/10/01   最終更新日:2019/10/23


業務用アロマディフューザーはホテルやデパート、ショールームなど人の出入りが多い施設で使うことが前提です。空調や通行人の起こす風などで香りが散らないように噴霧力が強く設計されていて、広い範囲へ香りを行き渡らせる必要があるので拡散力も強いです。ここでは業務用で香りを感じられる範囲や、主な特徴について紹介します。

業務用アロマディフューザーの対応範囲は色々ある

業務用アロマディフューザーは対応範囲も色々用意されていて、それで値段やランニングコストも違います。店や美容室、エステなどの中規模な空間だと「対応範囲70〜150㎡」程度、待合室やショールームなど大規模な空間なら「対応範囲200〜300㎡」くらいがおすすめです。家庭用だと適切に機能するのは10畳くらいまでの範囲で、アロマを香らせたい部屋がそれ以上あるときは家庭で使う場合でも業務用を検討したほうが良いかもしれません。

人の出入りが激しい部屋や空調が強い部屋だと、業務用のほうが香りを長く持たせることが可能です。ただ、デスクの周辺だけ香りを楽しみたい場合など一部だけで香りが漂えばよいときには、広い部屋でも家庭用で十分です。

メーカーによって用意されている対応範囲が違っていて、例えばあるメーカーでは40畳以下用と40畳以上用があって、部屋のサイズに応じて選べるようになっています。本体サイズも小さめで価格も20万円ぐらいとそれほど高くなく、個人企業でも導入しやすいです。

ただ、注意したいのが本体にセットして使うオイルの価格が高いこともあり、規模が大きい商業施設などで使うときには導入後のコスト面についても注意しなければいけません。一般的だと種類に関係なく家庭で使うことが多い6畳程度の範囲をカバーした製品が多く、オフィスなどで使うなら20畳以上の比較的広い範囲への効果が及ぶ噴霧式が最適です。

壁掛け型と床置型の二つの種類がある

業務用アロマディフューザーは壁掛け型と床置き型の二つの種類があり、壁掛け型は壁に取り付けるタイプで本体を床に置かないため空間を無駄なく設置出来て、間違って倒してしまう心配もありません。壁掛け型は床置きと比べてスリムなデザインになっていることも多く、ディフューザーを置く場所が狭いときに向いています。ただ、設置するときに工事が必要なこともあり購入するときには、工事費と工事のスケジュール調整が必要で、工事で設置するとその後動かすことが難しいため場所もよく検討することが重要です。

床置き型は自立するタイプで、床や机の上などに置いて使います。設置での工事が不要で移動も簡単ですが置く場所で動線を塞いでしまうこともあるため、利用者の邪魔にならない配慮も欠かせないです。

家庭用だと卓上に置けるような小さいサイズのものが多く、小ぶりだと玄関やトイレの芳香剤替わりとして置いたり、プレゼントでも人気です。業務用は小さいものでも幅15cmくらい、大きいもので幅40cmくらい、メーカーや機能によってサイズもかなり違います。

導入するときには設置場所の確保や、どこに置くかでも香りの拡散が違ってきたりするので、先に予定している場所にテスト的に置いてみてからどの程度室内へ香りが広まるかなども確認したほうが良いです。実際に、置いてみて香りがあまりしなかったら意味がなくなります。

広い空間だと超音波タイプやフラスコタイプがある

家庭用で広い空間で使うときには、超音波タイプやフラスコタイプがあり、業務用だと広いところで使うことが前提なので150畳ぐらいの広さでも香りを拡散させることが出来るタイプもあります。重要なのは、使う場所の広さがどの程度でどの場所にどのサイズのディフューザーを置くかです。

部屋が広いほどアロマは部屋全体にまで広がりにくく香りを感じにくいです。そこで水を使わないアロマオイルを原液で利用できるものや、アロマを原液で空間に噴霧させるフラスコタイプ、超音波でも小型でも大変広い範囲まで香りを拡散できます。

アロマディフューザーの製品紹介ページやパッケージには、製品が香らせることが出来る広さとして大体の目安が記載されていますが、置く空間にあわせてパッケージなどの商品仕様や機能も確認して選ぶことが重要です。ただ表記されている数値は膨張された数値もあり、表記している数値からマイナス3割程度と見た方が良いです。

他にも部屋の広さ以外に設置する場所の空気の流れも重要で、例えばエアコンや人通りが多い場所だとアロマも風へ流されて薄まることがあります。風通しが良い部屋ならそれを踏まえて、ちょうどよい範囲よりも少し広い範囲でも対応している業務用アロマディフューザーを選んだほうが香りも残りやすいです。逆に空気の流れが悪い場所だと、香りが滞りやすいため出来る限り空気の流れの丁度良い場所に置くことも大切です。

 

業務用アロマディフューザーだと、広いところで使うことが前提になっていることが多いので、対応できる部屋の広さも家庭用と比べてかなり大きいです。ただ、数値はあくまで目安なので実際に置いてみないとどの程度まで香りが広がるかはわからないので、しっかりと検討することが必要です。

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